タウン情報YOU四日市トップページ > タウン情報YOU四日市発行一覧 > 第67号(2012年1月14日発行)記事 > 9面

自動販売機のボタンを押す竹田代表
ピンクリボン運動支援自販機
三重乳がん検診ネットワーク(竹田寛代表)が乳がん対策支援事業展開のため、利用協力を呼び掛けている「ピンクリボン運動支援自動販売機」が、このほど津市江戸橋の三重大学附属病院の新病棟1階に設置された。同市観音寺町の三重県健康管理事業センターに続く2台目。
ピンクリボンが施された自販機を利用すると、売り上げの1部は同ネットワークに寄付され、乳がんの早期発見、早期診断、早期治療などの対策支援事業に役立てられる。自販機の募金専用ボタンで、表示金額すべてを募金することも可能。
竹田代表は、「多くの人に、ピンクリボン運動や募金活動を身近に感じてもらえる機会になれば」と話している。
また同ネットワークは、新規設置に協力できる事業者を募っている。自販機導入の条件は、新規設置先であること。設置契約年数は5年。売り上げ手数料は事業者が設定できる。
問い合わせは、同ネットワーク事務局TEL059・231・6033へ。

三重乳がん検診ネットワーク
小林茂樹医師
乳がん検診の重要性への理解は浸透しつつある一方、適切な受診については未だ周知されていない。厚労省は2年に1回のマンモグラフィを推奨しているが、その根拠は何か。また、効果的な受診とは。三重乳がん検診ネットワークの小林茂樹医師に聞いた。
Qマンモグラフィは2年に1回受けるよう言われているが、間隔を3年以上開けると、どういう問題があるのか。
小林「一般的に早期の乳がんが2倍の大きさになるのは約1年と言われている。受診間隔が3年以上開くと、受けていない状態に等しい。検診は一度受ければそれでいい、というものではない」
Qではなぜ、国は毎年の受診を薦めないのか。
小林「頻繁な検診受診には、メリットだけでなく、放射線被曝や過剰診断、心理的負担、費用などのデメリットも生じる。こうしたデメリットを抑え、乳がん検診受診によるメリットである死亡率減少効果とのバランスから、国は対策型検診の効果的な受診間隔を2年としている」
Qネットワークは昨年3回、名張市内での講演会を実施しているが、参加者の反応はどうか。
小林「講演会参加者に対しアンケート調査を実施し、69件の回答を得た。検診の経験があると答えた人は半数を超えたが、問題なのは、受診の経験があっても前回の受診は3年以上前であると回答した人が半数以上いたことだ。この間隔では、早期のがんが進行がんに変わる可能性もある。2年に1回という間隔をきちんと守ってほしい」
Q適切な検診間隔で受診することの他に、気をつける点は。
小林「何かはっきりした症状がある時は検診を待たずに、すぐに医療機関を受診することだ。検診は、症状がない状態で疾患を見つけるものだということを認識してほしい」
四日市市健康づくり課は2月12日(日)午前10時から正午と、午後1時半から同3時まで、同市塩浜のヘルスプラザで乳がん(マンモグラフィ)無料検診を開く。先着100人。
対象は40歳以上の女性で、3年以内にマンモグラフィ検査を受診していない市民。希望者は、三重県健康管理事業センターTEL059・228・4502へ電話で申し込む。1月10日(火)から受付開始。
※掲載内容は取材時によるものです。詳細は、各施設・店舗にお問い合わせください。
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