【第140号(2018年2月10日発行) 3面】三重県四日市市のタウン紙『タウン情報YOU四日市』

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第140号(2018年2月10日発行)記事 3面

「本物そっくり」な楽しさ 手にすれば思わず笑顔


“おいしそう”な作品を紹介する加藤さん

仲間増やしたい 食品サンプルアート講師・加藤聡美さん

 「食べられないけどおいしそう」を伝えたい―。日本食品サンプルアート協会認定講師の資格を持つ四日市市川北の加藤聡美さん(42)は、食材や自分で作った料理を型取りし、手にした人が思わず笑顔になる本物そっくりな食品サンプルに仕上げる楽しさを伝えている。
 以前から料理が得意だった加藤さんは3年前、料理をおいしそうな姿のまま残せる食品サンプルに興味を持った。同協会のホームページにたどり着き、工場で生産されると思っていたものが一般の人でも作れ、更に資格があり人に教えられると知った。
 「本当に資格が取れるのか」と不安もあり、同協会の代表に相談するうちに気持ちが固まり、家族に相談。普段は「妻は家庭に」というタイプの夫も「やってみたら」と背中を押してくれ、東京での2日間の資格取得研修に送り出してくれたという。

買い物は“ネタ探し”

 おいしそうな質感を伝えるために重要なのは素材選び。スーパーでの買い物は、主婦目線というより“ネタ探し”。大きなレンコンを見つけた時は思わず「サンプルにしたい」と興奮し、輪切りをキーホルダーにして愛用している。他にもシリコンでの型取り、色の配合やエアブラシなどでの着色の仕方に日々研究を重ねる。19、17、11、9歳と食べ盛りの息子たち4人からは「“嘘もん”じゃなく、食べられるやつ作ってよ」と言われることもあるが、「このカレーライス、すごいやん」と腕前を認めてくれているそう。
 現在は「3103KITCHEN」の名で東海3県を中心に活動。依頼を受けてイベントなどで体験教室を開く。たこ焼きの爪ようじ立てやチャーハンを付けたヘアゴムなど、そっくりだけでなく面白い作品制作にこだわる。「今後は仲間を増やして食品サンプルアートの魅力を広めたい」と語った。
 問い合わせは加藤さん 電話090・9922・5775へ。

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「日永梅林」再興へ 3月に「復活梅まつり」

戦前の梅まつりのちらしを活用したパネルを手にする小池会長=四日市市日永で

 江戸後期から、最盛期には9千本の梅が咲き誇る名所として知られ、第二次世界大戦時に荒廃するも、近年はその再生に向けた取り組みが進んでいる「日永梅林」。その再興を願う地元・四日市市日永地区の市民団体「日永梅林・登城山」を復活させる会は、植樹やイベントなどを通じて住民参加型の地域づくりを進めている。
 かつての日永梅林があった南部丘陵公園付近は、戦前は「朝日公園」と呼ばれ、開花時期には三重鉄道内部・八王子線(現・四日市あすなろう鉄道)泊駅‐西日野駅間一帯の「登城山」と呼ばれる丘陵地は梅の香りが漂い、辺りが白く染まるほどだった。恒例の梅まつりには臨時列車でたくさんの人が訪れ、梅見を楽しんだが、第二次大戦で軍事施設などを造るために梅の木が伐採され、その雄姿は姿を消した。
 1999年、梅林を復活させ自然あふれる里山に再生しようと同会が発足。現在は植樹の成果もあり2400本ほどに増え、登城山に「冒険の森」や遊歩道も整備した。

縦走路でイベント

 その整備は市の事業として継続され、西日野駅から内部駅までの約6㌔は「四日市南部アルプス縦走路」と名付けられた。1月には、同会主催で縦走路の初歩きイベントが開かれた。地元の幼稚園や小学校で梅林を学ぶ総合学習の支援も行っている。
 今年は会の設立準備期間を含め20周年の節目の年に当たる。これまでの功績が認められ、昨年12月には市環境活動賞を受賞した。小池儀作会長は「次世代につながるよう、この活動を盛り上げたい。永続は宝」と語った。
 南部丘陵公園では3月21日(水)まで「復活梅まつり」を開催。同3(土)、4日(日)には「梅見会」も開かれ、泊山小学校の児童が梅林について発表する。「日永つんつく踊り」の披露、フリーマーケットもある。
 問い合わせは同地区地域団体事務局 電話059・345・5175まで。

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※掲載内容は取材時によるものです。詳細は、各施設・店舗にお問い合わせください。

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