四日市市立南中学校(中条明広校長、四日市市前田町)がこのほど、子どもの読書への意欲を高める活動を積極的に展開する学校へ贈られる文部科学大臣表彰を受けた。【表彰状を手にする平田さん(左から2番目)ら=四日市市役所で】

 表彰を受け5月10日に、同中の中条校長、図書委員で3年生の平田凜さん、図書支援員の関谷洋子さんが市役所へ、森智広市長を表敬訪問。葛西文雄教育長も同席し表彰をたたえた。森市長は「取り組みが表彰され、本当に素晴らしい。色々なところに波及していけば」と話していた。四日市市では昨年、富洲原中学校が同様の表彰を受けている。

 南中学校では、図書室を「メディアセンター」とし、図書委員の生徒が、図書室の蔵書を対象とした推薦本を展示したり、卒業生や在校生の保護者による図書支援員が新刊図書やテーマ別のディスプレイを定期的にしている。国語科の授業では、本の感想について「1分間コメント」を実施し、生徒の思考力や表現力を高める読書活動を展開。全校集会で多くの本を読んだ生徒を表彰するなど、家庭読書の推進などが表彰理由だという。

 平田さんは今後の取り組みについて、「マスコットキャラクターを作って盛り上げて、メディアセンターを楽しい面白い場所に出来れば」と笑顔で話していた。授賞式は4月23日、東京都渋谷区の国立オリンピックセンターで開催された。