里親制度について広く知ってもらおうと、四日市市泊村の「児童家庭支援センターまお」では、ママ友グループなども対象に間口を広げた、10分程度の短時間で行える無料の出前講座を各地で開き、里親の必要性を分かりやすく伝えていく。従来の児童相談所など公的機関主体でなく、民間団体が里親啓発に取り組み始めた。

 国は一昨年に改正した児童福祉法で、さまざまな理由で親と一緒に暮らせない子を、これまでの施設中心の養育から、里親家庭を中心としていく基本方針を打ち出した。しかし現状では、里親となる家庭が不足している。

 同センターは、アパティア福祉会(本部・桑名市)が運営する「児童養護施設・乳児院エスペランス四日市」内に併設。担い手を増やすため、今年度から説明会を開くとともに、里親が孤軍奮闘にならないよう、同センターが独自にサポートする体制づくりを進めている。

 同センターの職員は、子どもの「行動」に注目し、叱るのではなく、褒める、肯定することで好ましい行動を習慣づける「コモンセンスペアレンティングプログラム」を受けている。そのノウハウを生かし、里親になる人から子育ての悩みなどの相談を受け、里親家庭を訪問するなどのサポートをしていく。

 同センター施設長の山内康敏さん(写真左)は「まずは里親について多くの人に知ってもらい、地域でサポートできる環境をつくっていきたい」と語った。

 同センターでは出前講座とは別に7月に説明会を開催する。参加無料、申込不要。
この地域にも里親家庭で暮らす子どもがいることを知って欲しいという。

 

内 容 「里親ってなあに?」説明会開催
日 時  7月21日(土) 13:30~15:00
場 所  橋北交流会館3階 第6会議室(四日市市東新町26-32)
料 金  無料
申込み  不要
備 考  駐車場あり・託児あり(要予約)
問合せ  児童家庭支援センターまお 
     080-6983-6863(9:00~16:00)
     mao@apatheia.jp