四日市市室山町の小林守さん(72)は、メダカを飼育・交配したり、訪れた子どもたちに分けたりするなど、飼う楽しさを伝えている。【孫と一緒に「四日市メダカ」を見る小林さん=四日市市室山町で】

 子どものころから生き物が好きで、カブトムシやオカメインコなどを飼育してきた。17年ほど前、勤務先の用水路にいたメダカを持ち帰り、自宅で飼い始めた。今では市販のメダカも含め15品種500匹ほどを飼い、手製の「メダカ研究所」の看板を掛け、訪れる人たちに飼い方などを説明しては、一部の珍しいメダカを除いて無償で譲っている。

 大矢知や河原田など市内の用水路にいたニホンメダカを持ち帰り、研究・交配を重ねてきたものを「四日市メダカ」と呼んでいる。年に2回産卵するが、何度もかけ合わせることで色や形が安定し、初代のペアから10世代ほどで四日市メダカになるそうだ。

 えさやりや水替えの手間もほとんどかからず、ペットボトルでも飼えるため初心者も始めやすいという。幼稚園バスの運転手をしている小林さん宅には、子どもたちがメダカを見に訪れ、小学生も夏休みの自由研究用に分けてもらいに来るそうだ。

 問い合わせは小林さんTEL090・9909・5577へ。