三重県を主会場に開かれる、今年の全国高校総合体育大会(高校総体)。その予選となる東海総体で、陸上競技の強豪・四日市工業高校(四日市市日永東)が男子400メートルリレーを大会新記録で制し、全国の大舞台に向けて闘志を燃やしている。【バトンパスの練習に打ち込むリレーのメンバー=四日市市日永東で】

 高校総体では常連校だが、今年度のリレーチームは春から好記録を出し、活躍が期待されていた。東海総体では、山路康太郎君と高橋隆晟君(3年)、林哉太君(2年)、西山桐矢君(1年)の4人が、昨年の高校総体優勝タイムを上回る40秒24で見事優勝を果たした。

 特にアンカーの山路君は、100メートルで10秒49のベスト記録を持つ県内トップレベルの選手。第2走者の林君はこの1年間で200メートルのタイムを約1秒縮める急成長を遂げた。リレーのメンバーには100メートルで後半の追い上げを得意とする選手が多く、実力を発揮しやすいそうだ。

 陸上競技が行われる三重交通Gスポーツの杜伊勢(伊勢市)は、4人にとって実力を発揮しやすい、慣れ親しんだ競技場だ。山路君は「東海予選のタイムに満足することなく、39秒台で優勝を狙う」と健闘を誓った。