今年度の全国高校総合体育大会(高校総体)のサッカー競技が四日市市で開かれることにちなみ、同市大矢知町のくるべ古代歴史館では9月2日(日)まで企画展「蹴鞠~古代のサッカー~」が開かれている。入場無料。【展示物を見る来場者=四日市市大矢知町で】

 蹴鞠は600年代に中国から伝来したと伝わり、中大兄皇子が法興寺(現・飛鳥寺)で蹴鞠をした時に落とした履物を、中臣鎌足が拾ったことがきっかけで2人が出会い、「大化の改新」につながったと「日本書紀」に記されている。

 今回の企画展では、蹴鞠に使われる2枚の鹿革を縫い合わせた鞠や、日本サッカー協会のシンボル「ヤタガラス」が描かれた、市内の代官所跡から見つかった木製のふた、江戸時代に印刷され、現在は大矢知興譲小学校が所有している「日本書紀」なども見ることができる。

 また、久留倍官衙遺跡について紹介する常設展示には、夏休みの自由研究に適した資料も多いといい、同歴史館では「蹴鞠の企画展と合わせて楽しめるので、夏休みにぜひ遊びに来てほしい」と来場を呼び掛けている。

 開館時間は午前9時から午後5時。8月4日(土)、18日(土)の午前10時からは学芸員による展示説明がある。月、火曜休。8月15日(水)も休館。

 問い合わせは同歴史館TEL059・365・2277へ。