好きな画材で絵のように楽しく書く筆文字「己書(おのれしょ)」に気持ちを込めている、四日市市在住の粥川明子さんの個展「己書・明きつな道場 粥川明子展~絆VOL・Ⅱ」が、8月11日(土)から同19日(日)まで同市山田町の小山田美術館で開かれる。入場無料。【作品を手にする粥川さん=四日市市山田町で】

 書道教授の免許を持ち、塾を開く予定だった10年前、交通事故に遭って不自由な生活を余儀なくされ、塾の開業も断念。しかし4年前、SNSを通じて己書に出会い、その魅力に引き込まれた。

 2度書き、重ね書きなど、書道ではやらないことも新鮮で、日頃からノートを持ち歩いて気に入った言葉などを書き留め、作品に生かす。画材も筆ペンや水彩絵の具など自由で、文字や絵を色紙やはがきなどへ描き、作品にしている。自身2回目となる個展を前に、粥川さんは「堅苦しく考えず、筆文字を楽しんでいただければ」と笑顔で話した。

 時間は午前10時から午後4時までで、初日は午後1時から、最終日は午後3時まで。期間中、粥川さんが在館している時には己書の体験会(300円)もある。

 8月18日(土)午後2時半からは、今年3月に亡くなった父への追悼の気持ちを込めて、粥川さんが歌などのパフォーマンスを披露するという。

 問い合わせは同美術館TEL059・328・2543へ。