四日市市の南部丘陵公園南ゾーンにある小動物園で飼育されているヤクシカの角切りが9月19日にあった。【角を切られるヤクシカと作業をする飼育員ら=南部丘陵公園で】

 角を切ったのはヤクシカのナッツ(オス、8才)。小動物園では、毎年、オスの角を安全上の理由で切っていて、ナッツ以外にも2頭のオスの角切りは既に終えているという。

 作業は動物の管理を担当する「プチZOO」の飼育員5人が担当。ナッツの体を抑えながら、飼育員の林弘樹さん(31)が金のこを使って角切りを開始した。1本目が終ると、切れ味が鈍ることもあり、金のこを交換。2本目を切り終えると、ナッツから手を離した。

  林さんによると作業はシカの体調を確認しながら、注意して進めたという。飼育員のチームワークも大事で、「抑えすぎないように、シカの呼吸などを注意深く見ながら進めました」と作業を振り返っていた。
 
 切った角の長さは約30センチほど。来園者に向け、小屋の外側に展示されるという。