〝小さな絵本作家〟たちが夏休みに、自分で物語を創作し、絵を描き、製本した、かけがえのない手作り絵本の数々が、四日市市久保田の市立図書館児童室で10月24日(水)から展示される。11月4日(日)までの期間中、来館者が自由に手に取って見ることができる。【お気に入りのページを紹介する丹羽君=四日市市久保田で】

 同図書館で開かれた3日間の「手づくり絵本講座」に参加した市内の小学生20人のうち希望者の作品が並ぶ。その一人、浜田小学校1年の丹羽悠親君(同市幸町)は「たくさんの人に絵本を見てもらうのが楽しみ」と胸を躍らせている。

 「ぼくが虫をすきになったわけ」というタイトルで仕上げた丹羽君は当初、「虫のことを描こう」と決めていたが、内容がまとまらず困っていたところ、母の久美子さん(35)が「描きたい場面から描こうか」とアドバイス。大好きな虫取りの絵を描いているうちに、自然と構成が出来上がっていった。

 幼稚園に通っていたころに虫取りの楽しさを教えてくれた友だちとの思い出を基に、虫が好きになった理由や将来の夢をのびのびと描き上げた。丹羽君は「図鑑を見て描いた。虫の好きな人に読んでほしい」、久美子さんは「自分の思っていることを表現する機会に恵まれて良かった」と話した。

 展示は午前9時半から午後5時まで。10月29日(月)は休館。

 問い合わせは市立図書館TEL059・352・5108へ。