32歳で病没するまでに数々の作品を残した四日市市出身の童話作家、東光敬(1913‐46)を知っていますか―。東の童話の読み聞かせ、朗読劇の上演などがあるイベント「東光敬生誕105年記念~光敬童話の世界へようこそ~」が、11月4日(日)午後1時30分から同市海山道町の市三浜文化会館で開かれる。

 同市中浜田町にある東漸寺の次男として生まれ、龍谷大学に進学するまで、生家近隣の鵜森神社、浜田城跡、阿瀬知川などに親しみ過ごした。作品の随所に登場する田園風景は当時の四日市の姿そのものだという。

 イベントは、郷土作家の資料発掘や保存、普及に努める「四日市地域ゆかりの『郷土作家』顕彰事業委員会」が企画。第1部は「久居おはなしの会かたつむり」代表の日間賀京子さんによる手作り大型絵本「白い鳩」の読み聞かせ、2部は童話の作中詩にアマチュア演出家の成瀬光宏さんが曲を付け、ピアニストの太田伊都子さんが編曲した童謡を、ソプラノ歌手の谷村るい子さんが独唱する。

 3部は朗読の会「創芸」(南城仁香代表)が「松虫の歌」など3つの短編を朗読する他、児童劇「激戦の跡」「しぼまぬ花」を朗読劇として発表する。数ある作品の中から、耳で聞いて分かりやすく、「光敬童話」に見られる代表的な、平和を望み、仏教観に富む5作品を選んだ。

 会場は同会館3階。資料代として親子1組(子どもは複数人参加可)300円が必要。

 問い合わせは同委員会事務局の西村さん問い合わせは同委員会事務局の西村さんTEL080・4222・3566へ。