四日市南警察署は11月8日、強盗事件発生時の防犯意識や対応能力の向上を目的に、強盗事件発生を想定した防犯訓練をJAみえきた川島支店で行った。【客役の女性を人質に金を要求する強盗役=四日市市川島町で】

 訓練には同支店の職員らが参加。窓口にサングラスと帽子を着用した男が来て「通帳の残高を知りたい」と職員に声を掛けた。客の女性が隣の窓口を訪れると、男が突然女性に刃物を突きつけ、「動くな、金を出せ」と怒鳴り出した。

 「全員後ろ向け。殺すぞ」と男は要求。「落ち着いてください」と職員の男性が声を掛けても「お前が責任者か、あとの奴は後ろ向け。今ここにいくらあるんや」などと怒鳴りながら、金を出すよう脅し続けた。

 「はよしろや」などと強盗役の署員は、迫力のある演技。お金の入ったバッグを職員から奪い取ると、外へ逃げたが、職員の男性二人がカラーボールを投げつけた。

 強盗が外に出た後は、警察へ犯人の特徴などを伝えるなどの対応も。人質になった客への声掛けなどもされた。訓練終了後は、職員と署員らは、一つひとつの動作を確認していた。