今年9月に運行を終えた、四日市あすなろう鉄道のパステルカラー車両。たくさんの思い出が詰まった最後の3両の部品の販売会が、11月11日(日)午前10時から午後3時まで内部駅(四日市市小古曽)近隣の空き店舗駐車場で開かれる。売上は同鉄道の車両や駅舎、線路の整備などに充てられる。

 2015年4月の開業当初は全車両がパステルカラー塗装だったが、車両のリニューアルが進み、これまでに2回、引退したパステルカラー車両の部品販売会が開かれていた。開始時間には行列ができ、県外からも大勢の人が訪れている。

 今回は、1949年と83年に造られた車両の部品を販売する。車番プレート、形式や車両重量が表示された形式板、正面の行先表示器などが人気で、オークション形式での販売となる。会場で希望購入価格を所定の用紙に記入して入札すると、同日正午に結果が発表される。客席の椅子や禁煙銘板、運賃箱などはオークション対象ではないが、数が少ないものは先着順。つり革は200円で多数販売される。午前11時からは、内部車庫見学会も開かれる。

 販売会を主催する市公共交通推進室では「パステルカラー車両の最後の部品を手元に置いて、愛着を感じてほしい。会場まではぜひ、あすなろう鉄道に乗って来てほしい」と語った。