四日市市常磐地区にこのほど、小学生がデザインした〝葉っぱ〟のマスコットキャラクター「ときはちゃん」が誕生した。葉っぱだけに表記は「ときは」だが、読みは地区名と同じ「ときわ」。着ぐるみも完成し、地区の文化祭でお披露目された。【「ときはちゃん」をデザインした山下さん=四日市市城西町で】

 同地区キャラクター推進プロジェクトチームの森正美代表(74)は、市内の他地区でマスコットが多くの子どもや大人に親しまれている様子を見てきた。「常磐もマスコットでまちおこしを」と、昨年12月に同地区まちづくり協議会内にプロジェクトを立ち上げ、今年4月から6月にかけて常磐小、常磐西小の5、6年生からキャラクターデザインを募集した。

 「未来を託す子どもたちの豊かな発想に期待を込めて考えてもらった」と森代表。311点が集まり、プロジェクトメンバー12人の他、地区内各団体の代表者や教員らが参加する3回の選考委員会を経て、常磐西小5年の山下実優さん(10)の作品が最優秀賞に選ばれた。

 同小に隣接する吉田山の自然や松本街道の街路樹から、「葉」をキャラクターに見立て、「緑いっぱいで花のような明るい町にしたい」とピンクの花を飾り付けたデザインに。11月4日に常磐小であった「常磐まつり」で着ぐるみが登場すると、会場からは一斉に「可愛い」と声が上がった。

 初めて対面した山下さんは「想像以上に可愛いくてびっくり。皆の人気者になってほしいし、私の学校にも来てほしい」と喜んでいた。森代表は「ときはちゃんが住民に愛されるマスコットとして、常磐のまちづくりの一助になれば」と期待を込めて語った。