実業団「中央発條」所属 坂田昌駿さん

 「自分らしい走りで、菰野町チームの優勝に貢献したい」。陸上競技の実業団チーム「中央発條」(名古屋市)に所属する菰野町出身の坂田昌駿さん(24)は、2月17日(日)に開かれる「美し国三重市町対抗駅伝」での活躍が期待される。

 中学時代に陸上を始め、3年時の美し国駅伝では区間賞を獲得。伊賀白鳳高校3年の時には全国高校駅伝で3位入賞に貢献し、法政大学へ。3、4年生で箱根駅伝に出場し、なかでも4年時はシード権獲得に貢献したため、「一生の財産になった」と振り返る。

 2017年に入社し、「会社の看板を背負う責任を感じるが、楽しく走れている」という。5000メートルの自己ベストは13分59秒88。今年の元日の「ニューイヤー駅伝」には3区で出場し、2月上旬にもハーフマラソン大会に出場予定だが、体調管理に気を付け、美し国駅伝では区間賞を目指している。

 菰野町チームの山口徳之監督は「経験も実力も充分にある選手。全員でたすきをつなぎ、最終の10区(6・925キロ)を走る彼に1位でテープを切ってもらいたい」と期待を寄せる。坂田さんは「生まれ育った故郷やお世話になった人たちへ、恩返しになる走りができれば」と話した。

 美し国駅伝は県内各市町が小学生から40歳以上までの世代ごとの代表選手でチームを組み、津市から伊勢市までの10区間(計42・195キロ)で競う。