四日市市の富洲原地区で半世紀以上続く、毎月4と9の付く日に開かれる「四九の市」。会場に足を運んでもらう世代を広げようと、2017年12月からは、毎月最終の29日に「29マーケット」を同時開催している。

 四九の市は1954年から、同市富州原町の道路の一部を規制して開かれてきた。県内外のマルシェなどに出店している同地区の出身者たちが「地元で何かしたい」という思いから、出店を地元出身者または在住者に絞ったイベントの併催を企画してきた。

 子どものころから買い物や遊びで訪れたり、小学校の社会見学で来たことがあったりと、地元にゆかりのある人にとっては親しみのある場所。出店者同士が同級生だったり、久しぶりに会う人たちが再会できる場になったりと、心温まる出会いがあるという。

 市の出入口には「四九市」「29マーケット」2つの看板が並ぶ。29マーケットの発起人の一人で、キッシュ店で参加している渡邉彩奈さん(30)は「29日にここへ来たらあの人に会える、という魅力ある場所です」と笑顔で話した。

 2月は29日がないため24日(日)の開催で、飲食ブースや雑貨など10店ほどが並ぶ予定。会場はイオンモール四日市北と県道四日市港松原線の間。時間は午前9時から正午まで。少雨決行。