桃の節句を前に、菰野町の湯の山温泉では3月3日(日)まで、旅館や御在所ロープウエイなど計12の施設で、江戸から平成まで時代を映すひな人形の展示「きららのおひなさま」が開かれている。七段飾りや吊るしびな、陶びななど、彩り豊かな人形たちが春の訪れを感じさせる。

 旅館「寿亭」(同町菰野)の朝食バイキング会場には、3つの七段飾りが並ぶ。1929年に建てられた別館「水雲閣」(国登録有形文化財)には、江戸時代の代表的なひな人形「古今雛びな」も展示している。

 湯の山温泉協会事務局(同)の向かい側にあるギャラリーにも、親王飾りなどさまざまな人形が置かれ、訪れた人たちからは「一つひとつ顔立ちが違って興味深い」などの声も寄せられているという。

 各施設とも、来訪の意を告げれば無料で見学できる。同協会の担当者は「温泉に入って、美しいおひなさまを見て、ゆっくりしてもらえたら」と話していた。

 問い合わせは同協会TEL059-392-2115まで。