「ワインは敷居が高い、というイメージを崩し、同年代の若い人たちにも気軽に楽しんでほしい」。ソムリエ目指して奮闘する四日市市在住の谷口遥子さん(23)は、そんな夢への第一歩として、3月18日(月)に四日市市内でワイン会を開く。

 料理人になろうと、調理専門学校を卒業後、鉄板焼き店に勤務していた時、求められたワインを探せず、悔しい思いをした。それをきっかけに本格的に勉強を始め、奥深さにどんどん引きこまれていった。

 学生のころは極度の人見知りだったが、「お客さまの好みを聞くのが大切な仕事なので、自然と克服できた」といい、今では「ワインのことを話しだしたら止まらない」そう。ワインイベントにボランティアで参加するなど、ワインを通じて人脈を広げてきた。

 常に前向きな性格だが、両親には調理の道に進むことも、酒類を出す店で働くことも反対されていた。専門学校の授業料などは奨学金とアルバイト代でまかなったそうで、「亥年らしく、まさに猪突猛進」と笑う。ある時、アルバイト先の洋食店に兄が両親を連れて来て、毎日遅くまで勉強する谷口さんの姿勢を知り、ようやく「頑張れ」と言ってくれたそうだ。

 「お客さまに『次もよろしく』と言われると本当にうれしい。ワインのおかげで世界が広がった」と感謝する日々。4月から念願のワインバーで働くことも決まり、「今年中にソムリエの資格を取り、将来はワインバーを開きたい」と夢は膨らむ。

 ワイン会は同日午後7時から、同市西新地の「かふぇ&ばーるアンゴロ」で。料理に合わせイタリアの6種類のワインを飲み比べる予定。料金は男性5千円、女性4千円。定員30人で、事前に予約が必要。

 問い合わせは同店TEL059-351-3037へ。