飛鳥時代から平安時代の郡役所跡である国指定史跡「久留倍官衙遺跡」(四日市市大矢知町)を紹介する「くるべ古代歴史館」の開館1周年記念講演会が、3月23日(土)午後1時から同市下之宮町のあさけプラザで開かれる。当日、同遺跡では、古代の寺院や役所などに用いられた「八脚門」の現場見学会もある。ともに申し込み不要、参加無料。

  昨年3月に開館した同歴史館とその周辺は現在、公園として整備が進められており、2020年度のオープンを予定している。八脚門の復元が完了する3月末を控え、記念事業として講演会と見学会が企画された。

 講師は八脚門の復元考察者で、古代建築研究者の箱崎和久さん。演題は「八脚門の復元と古代建築の見かた」。考察のポイントや、現代に残る古代建築の見方、楽しみ方を語る。午後3時からの見学会では、門
扉や建具の取り付けが終わった完成間近の八脚門を見ることができる。

 同市教育委員会社会教育課の担当者は「古代の役所は南向きに建てられていることが多いが、ここは東向き。イベントを通じて皆さん自分なりの解釈を楽しんで」と話している。

 同歴史館では4月7日(日)まで企画展「古代の門」も開催している。見学無料。

 問い合わせは同課TEL059-354-8240まで。