内部陸上少年団出身    中村匠吾さん

   2020年・東京五輪のマラソン日本代表の選考会「マラソングランドチャンピオンシ ップ(MGC)」の出場資格を持つ、富士通陸上競技部所属の中村匠吾さん( 26 )がこのほど、 故郷の四日市市に帰省。五輪への意気込みと地元への思いを聞いた。

   小学 5 年の時に内部 陸上少年団へ入団し、 内部中 3 年の時には都 道府県対抗駅伝に出場。県立上野工業高 (現・伊賀白鳳高)で は高校総体、全国高校駅伝などで活躍し、駒澤大学に進学した。

  2 年までは上半身の 弱さに不安があった が、高低差のある道で鍛え、弱点を克服。その結果、大学三大駅伝 (出雲、全日本、箱根) の全てで区間賞を獲得した。 3 年時にはユニバーシアード大会の日本代表としてハーフマラソンに出場。その年に2020年の東京五輪開催が正式決定し、 出場することを決意した。
 
   卒業後は富士通に所属し、昨年3月の「び わ湖毎日マラソン」で2時間10分51秒を記録しMGC出場権を獲得。更に昨年9月の「ベルリンマラソン」では自己ベストとなる 2時間8 分16秒を出した。
 
   練習と同じくらい体のメンテナンスに時間をかけ、大きな故障とは縁が無い。今春の東京マラソンでは思うような結果が出せなかっ たが、「 35 キロ以降でどうスタミナを維持していくかが課題」と、選考会本番に向け気持ちを切り替えている。
 
 出場経験のある「美し国三重市町対抗駅伝」の四日市市チームの結果はチェックして いるといい、 3 月に帰省した際は同少年団の練習にも顔を出した。 「地元の皆さんの応援は励みになる。三重出身の瀬古利彦さんや野口みずきさんに続き、五輪出場を果たしたい」と語気を強めた。