三重県警は、4月1日に発表された新元号「令和」に関連した不審な電話が、2日に桑名市内であったと発表した。「元号が変わったのでキャッシュカードが使えなくなる」といった内容の電話があったと相談が寄せられたといい、警察では「今後も新元号に関連した不審な電話がかかってくることも考えられるので注意してほしい」と呼び掛けている。

 改元に関しては、「令和」の発表前から既に、便乗した詐欺が全国で発生している。国民生活センターには「皇室の記念アルバムを購入しないか」という電話勧誘や、「注文していないのに皇室に関するアルバムが届いた」などの送り付け商法に関する相談も寄せられているという。

 キャッシュカードをだまし取ろうとする手口も巧妙で、「改元による銀行法の改正に伴い、全金融機関のキャッシュカードを不正操作防止用キャッシュカードへ変更する手続が必要。同封の申込書に取引銀行名、口座番号、暗証番号を記載し、現在お使いのカードを返送してください」などと指示する手法も報告されている。

 全国銀行協会によると「当協会や銀行員が暗証番号などを尋ねることは一切無い」という。