「新しい技への挑戦楽しい」 相好体操クラブの西脇さん 全国ブロック選抜U-12体操競技選手権大会出場

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【四日市市役所を訪れた西脇さん(左から2番目)と藤原コーチ(同3番目)=四日市市諏訪町】

 相好体操クラブ四日市教室(四日市市大井手)に所属する西脇昴志さん(保々小6年)が、11月3日から静岡県草薙総合運動場体育館で開催される「第19回全国ブロック選抜U-12体操競技選手権大会」に出場する。予選の東海ジュニア大会では個人総合8位、種目別では3位の成績を残した西脇さん、「全国ではミスのないようにしたい」と意気込む。

 5歳のころに体操を始めたという西脇さん。今年は7月の西日本ジュニア体操競技選手権大会に出場し、男子Bクラスあん馬で1位になった。また、8月には全日本ジュニア体操競技選手権大会にも出場し、男子Bクラス個人総合で19位だった。

 得意のあん馬は、東海ジュニア大会では3位。旋回のさいに足が曲がってしまったそうで、「もう少しできたと思う」と振り返る。悔しさを胸に「全国では全種目でミスなくできれば」と話す。

 大会まで1か月を切った10月4日、西脇さんは同クラブの藤原昇平コーチと一緒に四日市市役所を訪れ、同市の森智広市長、四日市市議会の伊藤嗣也副議長に全国ブロック選抜U-12体操競技選手権大会への目標や日ごろの練習について話した。

 「新しい技に挑戦することが楽しいです」と体操への思いも話した西脇さん。森市長は「出場おめでとうございます。全国でも活躍してほしい」と期待を込めていた。