【青春開花】 県予選突破に手応え 海星高校男子バレー部

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【「春高バレー出場」を目指し気合十分の部員ら】

 三重県高校バレーボールの強豪海星高校(四日市市追分)男子バレーボール部は、「春高バレー」の県予選優勝へ闘志を燃やしている。

 部員は24人、あいさつや礼儀を重視し、その日の朝食や練習の反省、プラスの気持ちになれることなど、日常生活を「バレーノート」に記入。技術だけでなく人間性も重視する。

 平均身長は176センチほどで、他の強豪校の平均より10センチほど低いそうだが、レシーブを強化し、チーム全体の守備力を向上させている。

 キャプテンの中隆汰さん(3年)は、今年3月の東海高校選抜大会の勝負所で、「逃げたようなスパイクを打ち、相手に切り替えされた」と悔やむ。エースとして気持ちを強く持ち、5月の県総体では、ブロッカー3人を前に、スパイクを決めて得点につないだ。優勝は逃したが、チームメイトは力のある選手が多く、春高バレー予選突破に「手応えを感じた」と話す。

 東京五輪、パリ五輪と、2大会連続出場した西田有志選手は、同高出身。8月末に母校を凱旋訪問した。副キャプテンの市川泰宏さん(3年)は、偉大な先輩を前に緊張したが、「県予選突破したらユニフォームをプレゼントする」と声をかけられ励みになったという。春高バレー予選突破に向け「まずは海星らしいバレーをし、自分が守備を安定させ、他の選手が攻撃に集中できるよう動かし、優勝に貢献したい」と語った。

【練習の様子】