「今日はイヤ」もOK。患者の“気持ち”を一番に考える、四日市の歯医者さん

【「今日はイヤ」もOK。患者の“気持ち”を一番に考える、四日市の歯医者さん】

「歯医者さんって、なんだかちょっと怖い」。そう思う人もいるかもしれない。

しかし、四日市市曽井町にある「かわむら歯科医院」は、そんな患者さんの「気持ち」を何よりも大切にする歯医者さんだ。院長の川村裕美さんに話を聞いた。

◆無理に治療せず、心に寄り添う

川村院長が一番大切にしているのは、「患者さんの気持ち」だ。

たとえば、歯を抜く(抜歯)必要があるとする。しかし、患者さんが「今日は気が進まない」と話せば、決して無理強いはしない。「本当は抜いたほうがいいけれど、次回にしましょうか?」と優しく声をかける。患者さんの心の準備ができたタイミングで、治療を始めるのだ。

「歯を治すことはもちろん大切。でも、気持ちに寄り添うことも治療の一部だ」と川村院長は話す。

院内には子どもが遊べるキッズスペースもあり、親子連れも多い。「親子で通いやすい歯医者さんでありたい」という想いが、落ち着いた雰囲気を作っている。

かわむら歯科医院内観

◆保険診療で、長くお口の健康を守る

かわむら歯科医院の治療は、健康保険がきく「保険診療」が中心だ。

それは、「患者さんの負担(お金や時間)を減らし、無理なく通い続けてもらうことが、長い人生でお口の健康を守る一番の近道だ」と考えるからである。

「高いお金がかかる治療(自由診療)を勧めるよりも、保険の範囲できちんと手入れ(メンテナンス)を重ねることが大切だ」と川村院長は言う。

定期的なチェックを続ければ、歯周病(歯ぐきの病気)を防いだり、入れ歯の調整をしたりできる。これにより、毎日を快適に過ごす口の環境が保たれる。入れ歯の患者さんから「これでまたお肉が食べられるようになった!」と喜びの声をもらうことも多いそうだ。

◆地域の“かかりつけ”として

「歯の健康は、体と心の健康の入り口。これからも地域の皆さんの“かかりつけ”として、気軽に通えるあたたかい場所でありたい」

川村院長の穏やかな言葉には、患者さんの人生に長く寄り添い、健康な日々を支えたいという、まっすぐな信念が感じられた。

なお、これまで「YOUよっかいち」紙面で連載してきた川村院長のコラムは、今後WEB(インターネット)へ場所を移して続く。
新しいコラムは、YOUよっかいちのバナーから、または以下のURL(https://yokkaichi.city/)でも読むことができる。

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