「モチベーション保てる」 オンライン授業 四日市工専攻科 

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 新型コロナウイルス感染拡大で臨時休業が続く中、県立四日市工業高校(四日市市日永東)の「ものづくり創造専攻科」では、在宅中の生徒が学べる環境を少しでも整えようと、4月からオンライン授業を開始した。

 高度な技術を身に着け、グローバル化に対応できる人材の育成を目的に2018年に開設された専攻科は、高校卒業後の2年課程。オンライン授業は、生徒たちが通学できない現状の対応策として採り入れた。

 4月初旬、専攻科生35人に家庭のインターネット環境などを調査し、受講するための端末や機材が無い生徒向けにウェブカメラやパソコンも用意し、環境を整えていった。オンラインビデオ会議ツールで授業を配信し、質問や課題のやりとりもオンラインで行う。3日間試用した後、20日から本格運用を始めた。

 画面を見続けることでかかる体への負担も考慮し、配信は1日2教科と決め、自宅に十分なインターネット環境が無い生徒は、別会場でオンライン授業を受けられる体制をとった。このまま臨時休業が続いた場合は、学校全体でオンライン授業を実施することも検討しているという。

 専攻科1年の服部弘滉さんは「同時に複数の人が話しだすなど質問のタイミングが難しいが、今の状況で授業が受けられることでモチベーションが保てる」、専攻科主任の寒作一也教諭(45)は「工夫しだいでオンラインでも学べる実習のやり方なども検討し、少しでも生徒の学びを前に進めたい」と語った。

(2020年5月16日発行 YOUよっかいち第184号掲載記事)