感染者の同居家族ら計7人陽性 濃厚接触者100人超 伊勢の男性重症

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 三重県は10月30日、伊勢市の40代の無職男性1人と、27日に陽性が判明した鈴鹿市の50代男性の同居家族6人の計7人が新型コロナウイルスに感染したと発表した。うち伊勢市の男性は肺炎などの症状があり重症。鈴鹿市の家族6人のうち4人は学生で、判明している濃厚接触者は計113人に上っている。県内の感染者数は延べ563人となった。

 県の発表によると、伊勢市の男性は17日以降、悪寒や39度台の発熱があり、26日に医療機関を受診したところ肺炎の症状がみられたため入院。29日に検査で陽性と判明した。現在も肺炎、発熱、せきの症状があるという。男性は14日に愛知県内の医療機関を受診していた。判明している濃厚接触者は同居家族1人。

 鈴鹿市の家族6人は、濃厚接触者として28日に検査を受けており、このうち3人には濃厚接触者はいなかった。40代女性(無職)は26日に診察の付き添いで男性と同行したが無症状。20代女性(短大生)はせきなどの症状があるが、感染可能期間内の登校は無かった。20代男性(無職)もせきや全身倦怠感などの症状があった。

 濃厚接触者が確認された3人のうち、せきや味覚・嗅覚障害があった10代女性(高校生)は26、27日に登校し、28日は校外活動に参加。一時37度台の発熱があった10代男性(中学生)は26日から28日まで登校。同じく一時せきや全身倦怠感などがあった10歳未満の男児(小学生)は27、28日に登校していた。県では順次、接触者・濃厚接触者の調査を進めている。

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