県内の病床使用率50%超す 軽症者の宿泊施設利用も要請

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 県内で11月1日から29日までに発表された新型コロナウイルス感染者は計279人で、29日時点の入院患者は184人と、即応病床数の50%を超えた。県では医療従事者の負担軽減を図るため、軽症者や回復期にある患者が宿泊療養施設を積極的に利用できるよう、各医療機関に要請している。

 県医療政策課によると、要請があれば即時受け入れ可能な病床を段階的に増やし、現在は349床を確保。継承者や回復期の患者を受け入れるホテルなどの宿泊療養施設は100室以上を確保しているが、現在の利用者は8人となっている。

 県内では11月に入り、食事会や医療機関などでのクラスター(感染者集団)が7例発生し、25日からは5日連続で10人以上が確認されるなど、感染者数・入院数が急増している。現在の重症者は7人で、8人が入院に向けて調整中。