津市の病院でクラスター 三重県内7人感染 変異株5人も

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 三重県は3月23日、20代から80代の男女7人が新型コロナウイルスに感染し、5人の変異株感染が確認されたと発表した。17日に病院職員と入院患者計2人の陽性が判明していた津市の県立一志病院では、新たに3人の陽性が判明し、県は46例目のクラスター(感染者集団)が発生したと認定した。県内の感染者は延べ2650人、変異株の感染は11人となった。

 発表によると、クラスターが発生した県立一志病院では、勤務する40代看護師女性と入院患者の80代男性2人が感染。接触者調査では1度陰性が確認されていたが、22日に健康観察のため再検査をしたところ、陽性が判明した。同病院では、検査対象者157人(病院職員など106人、入院患者など51人)のうち、153人の検査が終了し。陽性5人、陰性148人となった。県では残り4人の検査を進める。

 同市では他に、50代公務員女性が感染。県外への訪問歴はなく、県外の人との接触歴は調査中。20日には別居親族が自宅を訪れており、濃厚接触者として同居家族4人と別居親族2人が特定されている。

 四日市市の40代会社員男性は、19日から21日まで出勤。22日から37度台の発熱などが発生し、現在も症状が継続している。現時点で特定されている濃厚接触者は同居家族2人、接触者は職場関係者3人と22日に自宅を訪問していた住宅関係事業者2人。

 この他に、8日に県外を訪れていた桑名市の20代女性と、17日に県内の友人宅に滞在していた県外在住の20代男性の陽性も確認された。

 この日、変異株が確認されたのは20代から70代の5人で、同月中旬に症状が発生していた。5人とも海外渡航歴はなく、不特定多数との接触もなかったという。また、国立感染症研究所のゲノム解析の結果、15日に県内で初めて確認された変異株の男性は、英国型と判明した。