【続報】三重県内22人の感染確認 1人死亡 津市で新たなクラスター

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 三重県は6月1日、県内で10代から60代までの男女22人(四日市市発表分9人含む)の新型コロナウイルス感染が確認され、入院していた80代女性1人が死亡したと発表した。これまで4人の感染が確認されていた津市内の企業で新たに2人の感染が判明し、県内79事例目のクラスター(感染者集団)に認定された。県内の感染者は延べ4935人、死者は107人となった。

 発表によると、感染者の市町別内訳は、四日市市9人、津市4人、鈴鹿市3人、伊賀・松阪市が各2人、桑名市と菰野町が各1人。1日午前9時現在の県内の確保病床433に対する使用数は134、使用率は30・9%。うち重症者用は確保病床57に対し使用数11、使用率は19・3%となっている。</p>

 29日以降、県外1人を含む従業員4人の陽性が確認されていたパナソニックライフソリューションズ社津工場では、新たに市内在住の従業員2人(いずれも50代男性)の感染が確認され、同工場での陽性者は6人に。検査対象者95人のうち10人が検査済み、21人が結果判定中、64人が未検査となっている。

 桑名市総合医療センターに勤務する市内の30代女性(看護師)は、職場関係者33人が接触者として検査対象に。5月中旬に県外訪問歴があった松阪市の60代男性(会社員)は、同居家族以外に職場関係者17人が接触者に、鈴鹿市の40代女性(パート従業員)は同居家族4人が濃厚接触者、職場関係者8人が接触者となっている。

 菰野町の40代女性は同町の職員で、家族・親族の他、職場関係者2人と、5月29日に訪問した県内施設の関係者5人が接触者に。鈴鹿市の50代女性(パート従業員)は、家族・友人以外に、同28日に受診した医療機関の関係者1人も接触者となっている。

 また、鈴鹿市の30代男性(会社員)は30人程度、松阪市の20代女性(店舗従業員)も十数人の職場関係者の接触者調査が進められている。

※6月1日午後6時45分追記