10代高校生含む三重県内4人感染 5日連続1桁 1人死亡

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 三重県は6月30日、県内男女4人が新型コロナウイルスに感染し、入院していた80代の男性が死亡したと発表した。感染者が10人未満となるのは5日連続で、県内の感染者数は延べ5256人、死亡が確認されたのは112人となった。

 発表によると、津市の10代男子高校生は、25日から38度台の発熱が発生。県外への訪問歴や県外の人との接触歴、行動歴はなく、詳しい感染経路を調査中。濃厚接触者として同居家族8人が特定されている。

 同市の50代会社役員の男性は、16日から17日まで県外へ出張。25日まで県内に出勤しており、職場関係の濃厚接触者を調査中。志摩市の30代自営業男性は、26日に陽性となった30代女性の同居家族。感染可能期間内での行動歴はなく、濃厚接触者は確認されていない。

 伊勢市の20代女子大学生は、23日から37度台の発熱などの症状が発生。22日まで登校していたが、学校関係の接触者は確認されていない。21日に別居家族、翌日に友人とそれぞれ会話をしており、同居家族3人と別居親族1人、友人1人が濃厚接触者となった。

 また、県外の発表事例として、名張市の40代会社員男性も感染。28日まで県外へ出勤しており、同居家族3人が濃厚接触者として特定されている。

 30日時点の県内の確保病床435に対する使用数は65、使用率は14・9%、うち重症者用は確保病床57に対し使用数4、使用率は7%となっている。