三重県10人感染 津市の会社でクラスター

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 三重県は7月18日、男女10人(四日市市発表分含む)の新型コロナウイルス感染が確認されたと発表した。県内の感染者は延べ5465人となった。また県は、16日までに計5人の陽性が確認された津市の企業を84例目のクラスター(感染者集団)に認定した。

 発表によると、居住地別内訳は、四日市市4人、津市3人、桑名・鈴鹿市が1人、県外1人。

 四日市市の小学生男児と30代無職男性は、15日に陽性が判明した30代女性の同居家族。20代会社員男性は、同日に陽性が判明した朝日町の10代女子学生の友人。80代無職女性は16日に陽性が判明した自営業男性の同居家族。いずれも濃厚接触者として検査し、感染が判明した。

 津市の小学生男児と40代無職女性は、クラスターが発生したスポーツ教室に参加していた男性と10日に食事していた。この食事には3人を含む計10人が参加していた。同市の40代教職員女性は、14日に陽性が判明した50代女性と同じ市内の公立学校に勤務。生徒の接触者は確認されていない。

 県外在住の20代女性は、13日から県内の別居親族宅に滞在していたところ発症。別居親族3人を検査の検査を進める

 この日新たにクラスターに認定された津市の企業は製造業の会社で、10日から16日までに従業員5人の感染が判明していた。同じ部署・フロアの13人が検査対象となったが、8人の陰性が確認されている。

 18日時点の県内の確保病床436に対する使用数は79、使用率は18・1%、うち重症者用は確保病床50に対し使用数3、使用率は6%。