第6回 7月盆と8月盆

142

 夏の風物詩といえば「お盆」。8月に帰省して、お墓参りをする方も多いでしょう。中には「うちは7月にお盆やわ」という地域の方がいらっしゃいます。これはお盆が二種類あるのではなく、明治時代の改暦の際、その地域が新暦を採用したかしなかったかにより、東京などの一部地域で新暦の7月盆を採用している所があるようです。
 亡き人を偲び、自身を振り返る行事、正式には「盂蘭盆会(うらぼんえ)」と言い、ご先祖様の霊や精霊を迎えて、送り出す儀式を行う中で、幸せを祈ることがお盆の意味です。大切な伝統をこれからも受け継いでいきたいですね。


仏壇のいとう
https://butsudan-ito.on.omisenomikata.jp/

表示できる投稿はありません