四日市市で32人感染 製造業の会社でクラスターか 新型コロナ

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 四日市市は1月12日、同市内で10歳未満から70代の男女32人(うち県外在住2人)の新型コロナウイルス感染が確認されたと発表した。市内の新規感染者が30人を超えるのは、昨年9月10日以来、約4か月ぶり。市内の感染者数は延べ3857人となった。

 市保健所によると、年代別の内訳は10歳未満が1人、10代が4人、20代が8人、30代が3人、40代が6人、50代が7人、60代が2人、70代が1人。32人中13人の感染経路が明らかになっていない(1人は非公表)。

 9日に陽性が判明した50代会社員男性の接触者調査では同居家族1人の他、勤務先の県内の製造業の会社で新たに5人の感染が判明しており、県がクラスター(感染者集団)に認定するとみられる。

 10代女子高校生2人は同じ市内の学校の同じ部活に所属。年末年始に複数校が参加した合宿に参加しており、参加した生徒などへの接触者調査が進められている

 市内の1月6日から12日までの1週間の感染者数は計74人で、前週(12月30日から1月5日は1人)と比較して74倍に増えている。人口10万人当たりの感染者数は23・87人となり、国の指標のステージⅢ(感染急増段階)に相当する段階に入った。