四日市市は1月18日、市内で10歳未満から60代の男女43人が新型コロナウイルスに感染したと発表した。市内の感染者数は延べ4087人。
市保健所によると、年代別内訳は、10歳未満6人、10代12人、20代8人、30代7人、40代5人、50代3人、60代2人で、20代以下が約6割を占める。2人が無症状、残る41人は軽症から中等症だが、20人は感染経路がわかっていない。
10代のうち8人は高校生で、複数の学校で感染者が出ているという。10歳未満のうち5人は園児・未就学児。四日市市役所に勤務する30代女性、県内の医療機関に勤務する40代女性(県外発表事例)は感染可能期間には出勤していなかった。
市内の1月12日から18日までの1週間の感染者は計265人で、前週(同5日から11日=計42人)と比較し約6・3倍に。人口10万人当たりの感染者数は85・48人で、国指標のステージⅣ(感染爆発)相当(25人以上)を大幅に上回っている。