新変異「ケルベロス」「グリフォン」「XBC」 三重県で初確認 新型コロナ

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「オミクロン株」の電子顕微鏡写真(国立感染症研究所提供)

 三重県は11月19日、新型コロナウイルスのオミクロン株の新たな派生型「BQ・1・1系統(通称ケルベロス)」「XBB系統(通称グリフォン)」「XBC系統」が、県内で初めて確認されたと発表した。このうちXBCの確認は、鹿児島と山梨県に続いて国内3例目とみられるという。

 県によると、11月上旬から中旬に公表していた感染者の検体をゲノム解析した結果、70代男女2人からBQ・1・1、30代女性からXBB、20代女性からXBCが検出された。

 BQ・1・1とXBBについては、従来のオミクロン株派生型「BA・5」と比べて感染力が強いとされている。XBCについては、明らかな知見がないという。

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