第34回MOA美術館全国児童作品展 四日市市から文部科学大臣賞と審査員賞 受賞者が市長に報告

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【賞状を手にする村木さん(中央)と河合さん(右)=四日市市諏訪町】

 小学生を対象にした「第34回MOA美術館全国児童作品展」で、現在は中学1年の村木太一さんが書写の部で文部科学大臣賞、小学2年の河合澪那さんが絵画の部で審査員賞を受賞した。

 村木さんと河合さんは4月12日、四日市市役所を訪問し、同市の森智広市長に受賞の報告をした。「素晴らしい賞をおめでとうございます」と森市長が話すと、二人は「うれしいです」と笑顔をみせた。

 村木さんは「しっくりきた」という理由で「意思決定」という作品を出品。200枚は書いたそうで「全国のコンテストに出たい」と今後への意欲を話した。

 河合さんは家族で遊びに行ったセントレアに展示されていた飛行機の前できょうだいが並んで写真を撮っている光景を描いた。「ぴかんってひらめいた」と話し、「もっと上手に描けるようになりたい」と目標を話していた。

 同作品展は小学1年から6年を対象に、絵画部門と書写部門で作品を募る。公益財団法人岡田茂吉美術文化財団が主催で、今回は参加校数は5887校、応募総数は19万347点あったという。国内外の292会場で開催され、各会場の優勝作品を審査し選考の上、入賞、入選作品300点の展示や学校奨励賞などが紹介される。