北勢線の電車をレンゲの花がお迎え、阿下喜駅の東

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【レンゲ畑を横に阿下喜駅に向かう電車。左奥は鈴鹿山系の藤原岳=いなべ市北勢町】

 三岐鉄道北勢線阿下喜駅(三重県いなべ市北勢町)の東側で、レンゲの花が咲きそろい、黄色の電車とピンクの花との彩りを見せている。同じ路線の大泉駅では青いネモフィラが最近の話題で、どちらも電車の客を楽しませている。

 天気に恵まれた5月4日は、いなべ市内の隠れ家風のパン屋さんや、おしゃれなケーキ屋さんを訪ねようと、四日市方面からも人が訪れていた。阿下喜駅の東ではこの日、第1日曜日ということでナローゲージの世界などを紹介する軽便鉄道博物館が開館日。鉄道ファンや親子が訪れていた。

 レンゲ畑はその東側に広がり、田んぼ数枚分で広さも見映えがする。レンゲの花言葉は「心が和らぐ」「やすらぎ」などの穏やかなものだそうで、小さな花が風にそよいでいるのも愛らしい。博物館から足を伸ばしたのか、写真愛好家もレンズを向けていた。

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