三重県四日市市の中央通りで、将来の利用方法などを考える社会実験「ニワミチ JOYnt Park Days(ジョイント・パーク・デイズ)」が5月31日と6月1日の2日間、開催される。近鉄四日市駅西の市民公園あたりから市役所前にかけての三カ所でステージやテントブース、キッチンカーなどが出るほか、ここでの過ごし方のアイデアを市民から募集している。
中央通り再編計画では、現在の車道をクスノキのある緑地帯の南側に集約し、北側は庭のように散策を楽しめる道「ニワミチ」として整備する。ここには、店やイベントができるステージ、スポーツパークなどを配置する予定だ。
今回の催事では、近鉄四日市駅西側の市民公園前「カルチャーパークエリア」(①)、一番街商店街「ファーストアベニューエリア」(②)、仮設スケートボードパーク「アクティビティーパークエリア」(③)の三カ所を指定して開催場所にし、2日間、キッチンカーなどの出店、バンド演奏などのパフォーマンス、ワークショップなどを開催する。

ステージではウクレレの弾き語りとフラダンス、ドラム演奏のパフォーマンス、日永地区の「つんつく踊り」など、テントブースでは鉄道グッズ販売、デジタルライブペイント、手作り木工小物の販売などが計画されている。
すでに用意されているプログラムだけでなく、「ニワミチ」の公共空間の利用法を市民から広く提案してもらうため、「アクティビティーエリア」での過ごし方を募集している。キャンプ、ピクニック、楽器の練習など、提案の内容に制限はなく、安全性などの観点から問題がなければ、幅広く提案を受けて自由に利用してもらう考えだ。開催当日の提案でも、可能なものなら採用するという。これらの利用状況を見て、「ニワミチ」を完成させるまでに、何が必要になるかを確認しておく意味もあるという。
催事は四日市市と一般社団法人四日市観光協会が主催。両日とも午前10時~午後6時(雨天決行)の開催予定。天候状況などによって中止になる場合もあり、「ニワミチよっかいち」のポータルサイトなどで最新情報の確認を。
https://niwamichi-yokkaichi.com/event
市民からのアクティビティーエリアでの過ごし方提案は以下から。