三重県菰野町の御在所岳で、自生のサラサドウダン、ベニドウダンが小さな花を咲かせている。御在所岳一帯で咲くそうだが、とくに山上公園で多く見ることができ、6月中旬まで楽しめるという。
花の便りを寄せてくれた御在所ロープウエイによると、昨年より9日遅い5月24日に開花が確認された。サラサドウダンは釣鐘状の約1センチの花が1個ずつ房状につき、ベニドウダンは、花はサラサドウダンより小さく、房状に少しずつ伸びながら咲くという。
同社の広報担当者は「ひとつひとつ、小さく、かわいらしい花ですが、色鮮やかな花が房状に咲くので、見ごたえがあります。花の御在所にぜひ足をお運びください」と話している。(記事中の写真は御在所ロープウエイ提供)
