来季へ決意「いい試合届ける」、三重ホンダヒートが四日市市長を表敬

,
【森智広市長を挟んで、右が藤井拓海主将、左が前田芳人GM=四日市市役所】

 ジャパンラグビーリーグ1の三重ホンダヒートの選手、役員が6月10日、2024~25シーズンの終了報告と応援お礼を兼ね、三重県四日市市の森智広市長を表敬訪問した。ディビジョン1(D1)とD2の入替戦は連勝し、来季のD1残留を決めた。来季を最後に、チームの本拠地は宇都宮市に移ることが発表されており、三重を拠点に戦う最後のシーズンへの決意も語られた。

 市役所を訪れたのは、ゼネラルマネジャー(GM)の前田芳人さんと主将の藤井拓海さん。前田GMは「今季、チーム力は上がったが、後半はなかなか勝てずに苦しんだ。戦力の厚みをしっかりさせて、一歩一歩、しっかりしたチームにしていきたい」と話した。

 藤井主将は「前季は地元で一度も勝てなかったが、今回は3勝できた。ただ、最後は入替戦になってしまったので、来季はもっといい試合を届けられるよう頑張りたい」などと決意を語った。

 森市長は「接戦も多かったし、観客も随分と増えてきた。ぜひ、がんばってください」とエールを送った。

 三重ホンダヒートは今季、リーグ戦を11位(4勝14敗、勝ち点18)で終了し、その後のD1/D2入替戦で花園近鉄ライナーズに2勝0敗で勝利し、来季のD1残留を決めた。入替戦では2戦とも先制を許すなど気の抜けない展開にはなったが、地力を発揮し、勝ち切った。

 来季に向け、四日市でのイベントなどにも参加して盛り上げに協力するほか、試合会場でのファンサービスなども力を入れるそうだ。

こんな投稿もあります。