動物愛護センターのコンセプトなど保健所と定期的に話し合い、四日市わんにゃん会議が要望書

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【森智広市長に要望書を手渡す駒田哲也代表ら四日市わんにゃん会議のみなさん=四日市市役所】

 動物関係のボランティア団体や獣医師、個人らでつくる市民グループ「四日市わんにゃん会議」は10月23日、三重県四日市市役所を訪ね、森智広市長に要望書を提出した。①猫の室内飼育を記載した市独自の動物愛護条例の制定②市に動物愛護センターを設立してほしい③定期的に保健所と話し合える機会を作りたいを要望項目にしている。

 駒田哲也代表が要望書を森市長に手渡し、要望項目について市側の代表に説明した。出席者によると、森市長は、動物愛護センターについては中長期的な課題として認識しており、今回の懇談の中で、保健所との定期的な話し合いを始め、どのようなセンターをめざすのかなどのコンセプトについても話し合う考えを述べたという。

要望について森市長(左)と懇談する四日市わんにゃん会議のみなさん

 四日市わんにゃん会議は、2018年から要望活動を続けており、動物愛護センターについても早くから要望項目に挙げてきた。他市の例を挙げ、多くの市民の意見を聞き、コンセプトづくりをすることが望ましいセンターの姿につながると考えている。

 また、最近は猫の室内飼いが一般的になりつつあり、こうした状況も反映させた条例づくりを市が進め、県内自治体の先頭に立ってほしいとも考えているという。(記事中の写真は四日市わんにゃん会議提供)

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