三重県四日市市の森智広市長は、カーボンニュートラルなどの取り組みの参考にするため、ドイツ、ベルギーで企業のプラント施設などを視察した。四日市コンビナートでも将来の可能性が語られている水素やアンモニアなどに関する先進的な施設事情を知り、市の取り組みの参考にするねらいだ。
視察は現地の1月18日から20日にかけて行われ、森市長には職員2人が同行した。四日市には海外の企業も事業所などが進出しており、今回、そうした縁も生かして視察が実現した・
森市長は、ドイツ・ハーナウのエボニックインダストリーズ社を訪ねた。四日市コンビナートにある日本アエロジルの株主で、昨年10月、電気自動車のリチウムイオン電池などに使われるフュームドアルミナの最新鋭製造プラントを完成させた。市からはプラント設置への謝辞と、今後の投資への期待を伝えたという。市の産業、企業立地支援制度や、四日市コンビナート先進検討会での企業との連携実績などを紹介し、カーボンニュートラルの取り組みなどについて意見を交わしたという。
市内に事業所がある日本エア・リキード合同会社の本社となるエア・リキード社では、ドイツ・オーバーハウゼンプラントでの20MW級のプロトン交換膜(PEM)水電解プラント、ベルギー・アントワーププラントでの世界初の工業規模のアンモニア分解パイロットプラントを視察した。今後の水素、アンモニア利用の展望について意見交換し、四日市での水素・アンモニア利用の可能性検討の参考にした。(記事中の写真は四日市市提供)











