たき火が原因1位、火災件数も大きく増える、四日市市消防本部の昨年の出動状況

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【たき火が火災原因トップで、注意を求めている四日市市消防本部】

 三重県の四日市市消防本部が2025年の火災・救急・救助件数(速報値)をまとめた。火災発生件数が大きく増えており、そのうち、「たき火」による原因が大きく伸び、原因別で第1位になった。全国的に山林火災の被害が問題になっており、市消防本部は、安易に枯草やごみを燃やさないよう求めている。

 2025年1月1日から12月31日までの1年間に管内(四日市市と三重郡朝日町及び川越町)で発生した件数をまとめた。ほとんどは四日市市での数字になっているという。 

 まとめによると、火災発生件数は114件で、前年より36件増えた。過去5年での対前年増加数は最も多い。救急出動件数は1万7595件で247件増えた。救助出動件数は148件で、42件減った。

 火災のうち、最も多かったのは「その他」火災で52件(45.6%)、そのうち「枯草」火災が29件で、前年の8件よりも21件増えた。次に多かったのは「建物」火災で49件(43.0%)。このうち「住宅(共同住宅等を含む)」が27件で、前年の20件より7件多かった。

 おもな出火原因では、「たき火」が19件で最も多かった。「たき火」が原因の第1位になったのは、過去5年間では初めてだ。ほかは、第2位が「放火(疑い含む)」の13件、第3位が「たばこ」の9件だった。

 救急出動状況では、例年と同様、「急病」が最も多く、1万2030件(68.4%)だった。「一般負傷」「転院搬送」「交通事故」などが続く。救助出動件数では、建物内での閉じ込めなどの「建物事故」が52件で最も多かった。次が交通事故で49件、続いて「その他」で、これには河川等への転落、車内への閉じ込め、ガス酸欠事故などが入るという。

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