三重県四日市市のユマニテク調理製菓専門学校で2月21日、学生たちがこれまでの学びの成果を発表する作品展「調理製菓祭」が開かれた。卒業が近い2年生は集大成ともいえる作品を、1年生は今の到達点を発表し、校内の展示室は保護者や卒業生、一般客などでにぎわった。
総合調理学科2年生は日本料理、中国料理、西洋料理を、製菓製パン総合学科2年生はケーキやお菓子、パンを、それぞれ「お祝い」のテーマで制作した。製菓製パンは「ウェディング」「クリスマス」「バレンタイン」からテーマを選ぶマジパン作品も制作、1年生の作品も合わせると約160点にもなるごちそうがテーブルを彩った。
高級なレストランやホテルに並ぶような料理や、絵本に出てくるお菓子の部屋を想像させる数々のケーキが並んだ。ひなまつりなど、それぞれの思いを込めた飾りも工夫されていた。

部門ごとの金賞は、いずれも2年生で、総合調理部門が片岡紗彩さん(20)、総合製菓部門が北野愛子さん(50)、マジパン部門が三村眞衣さん(20)が、それぞれ受賞した。

片岡さんは、卒業後は日本料理を仕事にするが、今回は、「これからつくる機会がなくなるだろうから」と西洋料理を制作した。真鯛や牛肉など様々な素材を使いながら統一感が感じられることを大切にしたという。
北野さんは、見た目にも楽しいクリスマスのテーブルをイメージし、パンに彩りを加えられるように工夫したという。卒業後は桑名市のパン工房で仕事をするという。
三村さんは、クリスマス前日のサンタクロースたちをイメージした。たくさんの子どもたちに贈りものを届けようと、協力して準備する場面という。卒業後は鈴鹿市の洋菓子店で仕事をすることが決まっている。



校内では、同校の卒業生が開いたお店の紹介コーナーが設けられ、パンやケーキ、コーヒーなどが販売もされた。学生レストランでは事前予約の「中華あったかセット」が提供され、学生パティスリーでは、こちらも予約がすぐにいっぱいになった親子向けのパティシエ体験があり、イチゴのデコレーションケーキ作りをした。










