終了間際のペナルティーゴールで勝利、三重ホンダヒートが東芝ブレイブルーパス東京破る

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【勝利を決めて抱き合って喜ぶ三重ホンダヒートの選手たち】

 NTTジャパンラグビーリーグワン(ディビジョン1)の三重ホンダヒートは3月22日、第12節を東芝ブレイブルーパス東京と対戦し、22対24で勝利を収めた。激しくせめぎあう試合は後半の終了間際に逆転を許し、それでも、ぎりぎりのところで得たペナルティーゴール(PG)を決め、貴重な勝利とした。

 前半は相手のトライで先制されたが、FW陣が体を張って徐々にリズムをつかんだ三重が18分、ラインアウトからの得意のサインプレーで、アセリ・マシヴォウが力強い走りでトライ、北原璃久が難しい角度のコンバージョンゴールを決めて、5対7と逆転して折り返した。

 後半は王者の猛攻で激しいせめぎあい。8分に東芝にトライとコンバージョンを決められて12対7と逆転されると、19分には途中出場の山下楽平のトライとダーウィッド・ケラーマンのコンバージョンで12対14と再逆転。23分にはテビタ・リーのトライとケラーマンのコンバージョンで12対21と点差を広げた。

 しかし、東芝は33分にトライとコンバージョンを決め19対21に迫り、37分にはPGも決められ、22対21。残り時間わずかな中でまたも逆転を許してしまう。38分、連続攻撃から相手の反則によりPGを獲得したが、ケラーマンのゴールは惜しくも左へ。

 秩父宮ラグビー場の観客の多くが東芝の勝利を信じ始めた42分、再び相手にペナルティーがあり、今回もPGを蹴るのはケラーマン。ボールは放物線を描きながらゴールポストの真ん中を通過し、試合に終止符が打たれた。

プレイヤーオブザマッチとなり50キャップを達成したダーウィッド・ケラーマン選手

 三重は、負ければ入替戦圏内に落ちてしまう重要な一戦で、昨季までリーグ2連覇の王者東芝を破って、プレーオフ進出にも望みをつないだ。最後の逆転ゴールを決めたダーウィッド・ケラーマンは、この試合が国際試合(テストマッチ)の出場回数が50キャップ目だという。

 キアラン・クローリーHCは「メンバーをとても誇りに思います。試合に出ないメンバーもしっかり準備をして送り出してくれた。後半ではしっかりゲインラインを切ることができていましたし、プレイヤーのDF面での努力、姿勢を誇りに思います」と話した。

 ゲームキャプテンのフランコ・モスタード選手は「どちらに転んでもおかしくない試合でしたが、我々の良かった点としてはDFがあげられます。やるかやられるかのドッグファイト、良い試合だったと思います」と話した。(記事中の写真は三重ホンダヒート提供)

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