地域の催しとして定着、四日市で垂坂山観音寺マルシェ、今年は天気も上々

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【名残惜しい桜も迎え、にぎわう垂坂山観音寺の境内=四日市市垂坂町】

 「垂坂山観音寺マルシェ」が4月12日、三重県四日市市垂坂町の同寺であり、昨年とは一転して好天にも恵まれ、にぎわった。お菓子や軽食、手作り雑貨、キッチンカーなど約35の店が開き、山門前の駐車場や境内は店の前で並ぶ人たちの姿が見られた。

 主催する東垂坂町の美容院「KACHINA HAIR DESIGN(カチナヘアーデザイン)」の奥村俊樹さんによると、今回は福祉系のグループなどによる出店が増えたという。もともと、寺は地域の中心だった場所で、そこで、地域を盛り上げる企画をという思いが伝わり、自治会が回覧板で行事の日程を知らせてくれるなど、協力も広がったという。

 境内では、手作りのお菓子、コーヒー、古着、雑貨などの店が並び、山門下の駐車場ではバナナチップス、パン、とんてきなどの食べもののほかに、ネイルアートやアクセサリーの店も開いた。

駐車場の会場でも各店に人の列

 介護や認知症に対する施策を展開している「ステップ四日市」のPRブースもあり、地域で自主運行バスを走らせている「生活バスよっかいち」は、大矢知ひやむぎ・そうめんをお得な値段で販売する方法で運営への協力を求めた。ヨガやジャズライブの店もあり、10代の若者からお年寄りまで、幅広い年代が思い思いに楽しめた様子だ。

クイズなどで認知症の知識も学べたステップ四日市のコーナー

 奥村さんは、子どもたちが地元の海で拾った貝殻をきれいにして販売し、海岸の美化と収益の寄付を両立させる「子ども貝殻屋さん」の活動も続けており、今回は国際NGOの「AAR Japan(難民を助ける会)」を通して中東危機の緊急支援にあてるという。

子ども貝殻屋さんでは子どもたちもお手伝い

 垂坂山観音寺マルシェは、地域のにぎわいをと奥村さんが観音寺に相談し、吉田眞圓住職の協力や、地域の人たちの応援も得て実現し、続いているという。

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