御在所岳から初冠雪と初樹氷の便り、昨年より少し早く、紅葉との秋冬が一度に

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【樹氷も見られた山上から、ふもとの方を見ると紅葉=菰野町の御在所岳】

 三重県菰野町の御在所岳で初冠雪と初樹氷を観測したと、11月19日、御在所ロープウエイから連絡があった。前日の18日には山頂付近で初雪が降ったといい、全国的な冷え込みの中、一気に季節が進んだ印象だ。初雪の観測は昨年より4日早いという。

 御在所ロープウエイによると、18日の雪は午前10時半ごろにちらつき、午後3時20分ごろにはみるみる草木に積もったそうだが、霧のためにふもとからの観測ができず、初冠雪としては19日になったという。

白鉄塔より上では雪に

 19日の朝7時ごろの気温はマイナス1度で、標高1000メートル付近(白鉄塔付近)から積雪となり、山上公園では2~3センチ積もったという。山上の木々の枝も白い氷の花に覆われた。

雪が積もった山上と樹氷
ふもとは紅葉でも山上は冬景色

 営業部の佐藤優華さんは「中腹からふもとの湯の山温泉街にかけて紅葉が見ごろで、秋と冬の季節が一度に味わえる日になりました。山の上は大変寒いので、暖かい服装でお越しください。今しか味わえない自然の移り変わりをお楽しみいただけると思います」と話している。(記事中の写真は御在所ロープウエイ提供)

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