茶業発展の拠点に 振興センター新施設が完成

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  四日市市茶業振興センター(水沢町)の新名神高速道路の整備に伴う移転整備が完成した。施設は4月1日から、指定管理者である三重茶農業協同組合が業務を開始する。【移転開館を記念して行われたテープカット=四日市市水沢町で】

 移転開館式が3月31日、同センター研修室などで開かれた。式には四日市市の森智広市長、四日市市議会の豊田政典議長、地元自治会関係者らが出席。森市長はあいさつの中で、「この振興センターが茶業の発展、農家、地域、市民の皆様に愛される施設となることを期待しています」などと述べた。

 式に続いては、記念イベントあり、豊永勇さんが、ご当地ソング「お茶の街水沢」を歌い、地元水沢地区の女性グループ「茶葉ーズ」が歌に合わせて踊りを披露。開館を記念して、森市長や豊田議長によるテープカットがあり、式は終了した。
 
 同センターには、研修室、製茶工場、調理体験室、展示ホール、茶の試飲コーナーなどがある。完成を記念して、4月6日から同8日までは、ちりめん細工や手描き染の 作品が並ぶ「趣味の手芸作品展」が企画されている。