315万円相当の図書を寄贈 広永町の伊藤製作所

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 プレス部品加工や順送り金型の製作販売をする伊藤製作所(伊藤澄夫社長、四日市市広永町)が、市内の公立の小中学校と市立図書館に総額315万円相当の図書を寄贈した。【寄贈された図書を前に目録を森市長へ手渡す伊藤社長(左)=四日市市役所で】

 贈呈式が4月5日、四日市市役所8階の来賓応接室であり、四日市市の森智広市長と市教育委員会の葛西文雄教育長が対応した。

 式では、伊藤社長から目録が森市長に手渡された。四日市市からは感謝状が贈られ、森市長は「ありがとうございます。大切に使わせていただきます」と感謝の言葉を述べた。図書は300万円相当が同市内の小中校60校へ、15万円相当が市立図書館へ寄贈される。

 今年1月に、小学校の図書をPTAが寄贈しているという話を知人から聞いた伊藤社長。「四日市の子どもたちにしっかりと読書をしてほしい」と寄贈を決めた。同社は今年を含め3年間で、総額1千万円の寄贈を予定しているという。