救急協力者を表彰 81歳男性倒れ適切な処置

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 四日市市中消防署は今年2月に四日市市内の81歳の男性が、倒れ意識を失ったときに、AED(自動体外式除細動器)を使用し、119番通報など、救急隊員が到着するまで協力し適切な処置をした竹尾恵美子さん、藤田節子さん、四日市市体育協会へ救急協力者として表彰した。【中消防署2階で行われた表彰式=四日市市西新地で】

 発表によると、同市日永東1の中央緑地第2体育館で2月6日、20人ほどが卓球をしていたとき、四日市市内に住む81歳の男性が突然倒れ意識を失った。卓球をしていた竹尾さんと藤田さんがすぐに駆け寄り体位変換や、施設を管理する同協会の職員へ連絡。AEDを使用するなどの処置をし、職員が119番通報した。

 式では感謝状で記念品が贈られた。同署の担当者は「救急隊員が到着するまでの間、勇気と使命感を持って行動してただきました。本当にありがとうございます」などと感謝の言葉を述べた。

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